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時は1945年4月。青年が、一隻の潜水艦に乗り込んでいく。彼の名は並木浩二。戦況苦しい日本を前に、自ら志願した極秘任務を果たそうとしているのだ。野球ボールを握る彼の胸に、思い出が去来する。高校時代、甲子園優勝投手として周囲の注目を集め、大学に進学したこと。大事な肩を痛めたこと。しかし夢をあきらめなかった日々。そして日米が開戦。同級生らが志願しはじめ、並木も海軍への志願を決める。彼の任務は人間魚雷“回天”としての、敵艦への激突だった。
『半落ち』の佐々部清がメガホンを執り、再び横山秀夫の小説を基に映画化。仰々しさに陥ることのない演出で、人間ドラマを細やかに紡ぎ、感動を喚起させる。『半落ち』原作・監督コンビに加え、脚本を日本映画界が誇るふたりが担当しているのも見逃せない。作品の土台を、『たそがれ清兵衛』の山田洋次と、海外でも高く評価された『うなぎ』の脚本家・冨川元文が、きっちりと作り上げている。主演の市川海老蔵は、満を持しての映画デビューで、戦争に身を投じた青年・並木を熱演。並木と想いを寄せ合う女性・美奈子を演じた上野樹里も、これまでのイメージとは違う表情を見せる。戦争を通じ、生きる意味を深く問いかける大作。
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